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イベント会場に連れて行くなら|地面は、危険物の展示場です

お花見、夏祭り、犬のイベント。連れて行きたい気持ちと、その子が楽しいかどうかは、別の話です。人混みは、多くの犬にとって修行に近い環境。この記事では、イベント会場に連れて行くときの判断と、当日の守り方をまとめます。

会場のルールは主催者の指示に従ってください。ここでは一般的な注意点を紹介しています。

まず、連れて行くか決める

次に当てはまるなら、置いていくほうが、その子は幸せかもしれません。

  • 知らない人や犬が苦手
  • 音に敏感(太鼓、拡声器、花火)
  • シニア、持病がある
  • 暑い時期の日中
  • 抱っこやカートを嫌がる

「連れて行けば喜ぶはず」——それは、こちらの願望かもしれません。会場で震えている子を、毎年どこかで見かけます。

地面は、危険物の展示場です

お花見や祭りの会場には、串、鶏の骨、食べこぼし、たばこ、アルコールが落ちています。しかも人が多くて、足元が見えません。拾い食いの子には、この上ない環境。ここが、いちばんの理由で「行かない」を選ぶ価値があります。

行くと決めたら

  1. リードは短く持つ:伸縮リードは、人混みでは使わない
  2. 足元を見ながら歩く:拾い食いは、口に入る前に防ぐ
  3. 迷子札を着ける:はぐれたら、知らない土地と同じです
  4. 時間帯を選ぶ:朝いちばん。混む前に、暑くなる前に
  5. 短く切り上げる:滞在は1時間以内でも十分

持ち物

  • うんち袋(多めに)、マナー水
  • 飲み水と、折りたたみの器
  • 予備のリード:ダブルリードにできます
  • タオル、ウェットシート
  • 抱っこできない子なら、カートも検討

アスファルトの熱

春でも、日中の路面は熱くなります。自分の手のひらを、5秒当てて確認してください。熱いと感じたら、その子の肉球には無理です。

イベント会場は、日陰が少ないことが多いのも問題です。休める場所がないと分かっているなら、行かない判断を。

他の犬と、他の人

  • 知らない犬に、勝手に近づけない:相手にも事情があります
  • 触りたいと言われたら、断ってもいい:無理はさせない
  • 子どもが急に手を伸ばしてくることがあります。間に入って
  • 逃げ場のない場所(狭い通路、行き止まり)を避ける

「うちの子は大丈夫」でも、相手が大丈夫とは限りません。距離を取るのは、失礼ではなく礼儀です。

サインを、見逃さない

その子は「もう帰りたい」と言えません。かわりに、こう出します。

  • しっぽが下がる、体が低くなる
  • あくび、しきりに舌なめずり(眠いわけではありません)
  • ハアハアが止まらない
  • 歩かなくなる、出口の方向へ引っぱる
  • 抱っこをせがむ

これらが出たら、その日は終わりです。せっかく来たから、はこちらの都合。無理を通すと、次から出かけること自体を嫌がるようになります。

帰ってから

足を拭いて、水を飲ませて、静かに休ませる。「あそこに行くと、いいことがあって、ちゃんと帰れる」——この記憶で終われば、次も一緒に行けます。

よくある疑問

ペット可のイベントなら安心?

犬が多いぶん、他の犬との距離が近くなります。苦手な子には、かえってつらいことも。

カートに乗せれば大丈夫?

拾い食いと足の熱は防げます。ただし音と人混みは、乗っていても同じです。

置いていくのは、かわいそう?

家で寝ているほうが幸せな子は、たくさんいます。その子の性格で決めてください。


まとめ

イベント会場は、行くか決める・短く・足元を見る。そして、サインが出たら帰る。連れて行かないのも、その子を思っての判断です。次の週末、近所の散歩でも十分かもしれません。

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