子犬・子猫のごはんは、大人の子とは別物と考えるところからスタートです。成長期は必要な栄養もエネルギーも多いのに、胃はまだ小さい。だから回数を分けて、専用のフードで、というのが基本になります。この記事では、ふやかし方、1日の回数、成犬・成猫用への切り替えの目安までまとめます。
成長のペースは犬種・体格・その子によって差があります。迷ったときは、ワクチンなどで受診したついでに獣医師へ聞いてみるのが確実です。
まずは「子犬用・子猫用」を選ぶ
パッケージに総合栄養食で、成長期(子犬用/子猫用)あるいは「全ライフステージ用」と書かれているものを選びます。全年齢対応と書かれたフードなら成長期にも使えますが、迷ったら専用のものが分かりやすいです。「グレインフリーだから体によさそう」といった雰囲気で選ぶより、この2行を見るほうが早道です。
迎えた直後は、前の環境と同じフードで
新しい家に来た当日にフードまで変えると、体にも気持ちにも負担がかかります。ペットショップやブリーダー、譲渡元で食べていたフードと同じものをしばらく続け、落ち着いてから切り替えるのがおすすめです。何を食べていたか、聞き忘れずに。
ふやかし方のコツ
歯やあごが未熟な時期は、ドライフードをふやかして与えます。ぬるま湯をひたひたに注いで10〜15分ほど、指で軽くつぶれる硬さが目安です。熱湯は栄養が損なわれることがあるうえ、口の中をやけどさせる心配もあるので避けましょう。
- 食べる直前に作る(ふやかしたフードは傷みやすい)
- 食べ残しは片づける。置きっぱなしにしない
- 慣れてきたら、少しずつ水を減らして硬めに移行する
ちなみに、ふやかしたフードは香りが立つので、食いつきがよくなることも。同時に、鼻の頭にごはんを付けたまま歩き回る姿が撮れるボーナス期間でもあります。
1日の回数と量
子犬・子猫は一度にたくさん食べられないので、1日3〜4回に分けるのが一般的です。とくに小型犬の幼い時期は、食事の間隔があきすぎると体調をくずすことがあるため、間をあけすぎないようにします。
量はパッケージの給与量表を出発点にして、体型と体重の変化を見ながら調整します。成長期はよく食べる時期でもありますが、いつも足りなさそうな顔をするのは、だいたい演技力の問題です。気になるときは体重の伸び方で判断しましょう。
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成犬・成猫用への切り替え
目安として、小型犬は生後8〜10か月ごろ、中型犬は10〜12か月ごろ、大型犬は12〜18か月ごろまで成長期が続くと言われます。猫はおおよそ12か月ごろが一つの区切りです。体の成長が落ち着いたら成犬・成猫用へ、というのが基本の考え方になります。
切り替えるときは、1週間から10日ほどかけて、新しいフードの割合を少しずつ増やします。いきなり全部入れ替えると、おなかがびっくりすることがあります。
よくある疑問
牛乳をあげてもいい?
人用の牛乳はおなかをこわすことがあります。どうしてもという場合はペット用のミルクを。子猫を早い時期から育てる場合は、猫用のミルクと哺乳の方法を必ず確認してください。
おやつはいつから?
しつけのごほうびとして小さく使うぶんには、早くから使えます。ただし1日の食事量に含めて考えるのが前提。おやつでおなかがいっぱいになって、肝心のごはんを残す——成長期にはもったいない展開です。
食べムラがあるけど大丈夫?
元気で、体重が増えていて、うんちも問題なければ、多少の波はよくあることです。ただし子犬・子猫は体力の貯金が少ないので、まったく食べない状態が続くときは早めに受診しましょう。
まとめ
子犬・子猫のごはんは、専用の総合栄養食を、回数を分けて、体重を見ながら。この3つで大枠は足ります。あっという間に大きくなってしまう時期なので、ふやかしフードで顔じゅうを汚している姿は、今のうちに撮っておくことをおすすめします。







