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フードの量はどう決める? 給与量表は理想体重で見る

フードの給与量は、パッケージの表を見て決める——それで合っています。ただしその表を、今の体重で見てはいけない場合があります。ここを知らずに、増えた体重に合わせて量を増やし続ける……という無限ループにはまる家庭は少なくありません。この記事では、量の決め方と調整のコツをまとめます。

持病がある子や、獣医師から指示が出ている場合は、そちらが優先です。

基準は「理想体重」

給与量表は、多くの場合その体重が適正な子を想定して作られています。すでに太っている子が今の体重の行を見て食べ続ければ、その体重を維持することになります。

つまり見るべきは、今の数字ではなくその子の理想体重。分からなければ、健康診断のときに「この子の適正体重は何kgくらいですか」と聞いてしまうのがいちばん早いです。

給与量表は「出発点」であって、正解ではありません

同じ体重でも、活動量も代謝も一頭ずつ違います。表の数字はあくまで平均的な目安。2週間後の体重と体型を見て、そこから調整していく——これが本来の使い方です。

量ってから出す

目分量は、ほぼ確実にずれます。しかも増えるほうにずれます。

  • キッチンスケールでグラムを量るのがいちばん正確
  • 付属のカップを使うなら、すり切りで統一する(山盛りは別物です)
  • フードを変えたら、量り直す(同じ量でもカロリーが違います)
  • 家族の誰が出しても同じ量になるようにしておく

最後の一つが、意外と重要です。「パパが出すとなぜか多い」問題は、日本中の家庭で観測されています。

おやつは、引き算する

おやつは1日の食事量の1割までが目安。そして足したぶんは、フードから減らします。この引き算をしないと、「表のとおりに食べさせているのに太る」が起きます。犯人はたいてい、しつけの練習で配った大量のごほうびです。

避妊・去勢のあとは減る

手術のあとは、必要なエネルギーが少なくなると言われます。これまでと同じ量を食べていると、じわじわ増えるのはこのためです。手術後は、フードの量を見直すタイミング。表示に「避妊・去勢後」の欄がある製品なら、そちらを参考にしましょう。

量を減らすと、あの目で訴えられます。かさを増やしたいときは、ゆでたキャベツやふやかしなど、獣医師に相談したうえで工夫できることもあります。

調整のしかた

  1. 理想体重の行を見て、1日量を決める
  2. 1〜2週間、その量で続ける
  3. 体重と体型(さわった感じ)を確認する
  4. 増えていれば1割ほど減らし、減りすぎていれば1割ほど増やす
  5. また1〜2週間、様子を見る

1日単位でコロコロ変えないのがコツです。体は、そんなに早く返事をくれません。

よくある疑問

ずっと足りなさそうな顔をします

多くの犬猫は、満腹でもその顔をします。判断は顔ではなく体重で。それでも回数を増やす、かさを増やすといった工夫はできます。

ライフステージが変わったら?

成長期、成犬・成猫期、シニア期で必要な量は変わります。フードを切り替えたときは、必ず量も見直しを。

ドライとウェットを混ぜるときは?

それぞれのカロリーを見て、合計で考えます。ウェットは水分が多く、同じ重さでもカロリーが違うので、量ではなくカロリーで足し算するのがコツです。


まとめ

給与量は、理想体重で見る・グラムで量る・2週間ごとに調整する。この3つで、だいたいうまくいきます。数字は出発点、答えを持っているのはその子の体です。まずは体重計から。

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