春は、ペットにとって手続きの季節です。狂犬病の予防注射、フィラリアの検査と投薬開始、保険の更新通知、そして換毛期。4月から6月にかけて、まとめてやってきます。この記事では、春にやることを整理します。
時期や制度は地域によって異なります。詳しくは、自治体の案内とかかりつけの獣医師にご確認ください。
狂犬病予防注射(犬)
これは法律で定められた義務です。年に1回、多くの地域では4月から6月にかけて案内が来ます。接種したら注射済票が交付されるので、鑑札と一緒に着けておきます。
- 集合注射:自治体が会場を設けて実施。手数料が抑えられることも
- 動物病院:予約して個別に。健診と一緒にできます
集合注射か、病院か
集合注射は安く、まとめて済む反面、他の犬が多く、待ち時間もあります。怖がりの子や、興奮しやすい子にはつらい環境です。病院で打てば、体調も見てもらえます。その子に合うほうを選んでください。
フィラリアの予防
蚊が出る時期に合わせて、予防薬を飲む期間が始まります。地域によって、開始と終了の時期が違います。
- 投薬の前に、血液検査が必要なことがあります
- 去年きちんと飲めていたか、で判断が変わります
- 飲み忘れがあったなら、正直に伝えてください
- ノミ・ダニの予防も、この時期から
検査を飛ばして薬を飲ませるのは、避けたほうがよいとされています。面倒に見えますが、意味のある手順です。獣医師の指示に従ってください。
保険の更新
加入した時期にもよりますが、春に更新の通知が届く家庭は多いはずです。届いたら、封を切って3点だけ確認を。
- 来年の保険料はいくらか
- 条件(特定の部位や病気の不担保)がついていないか
- プランや免責の内容が改定されていないか
3分で終わります。自動更新でも、内容は変わることがあります。
遺伝子検査・健康チェックPR
健康診断も、この機会に
フィラリアの血液検査に行くなら、ついでに健診をまとめてしまうのが合理的です。採血のために来院するのですから、項目を足すだけで済みます。
「毎年この時期に健診」と決めてしまうと、忘れません。春を、その子の定期検査の季節にしてしまいましょう。
換毛期も、始まります
ダブルコートの子は、この時期から毛が入れ替わります。ブラッシングの回数を増やす時期です。
- 換毛期は、できれば毎日
- 猫は、飲み込む毛が増えます
- サロンの抜け毛処理コースも有効
- 刈らずに、下毛を取るのが基本
春の体調
意外と、体調をくずしやすい季節でもあります。朝晩の寒暖差、新生活による生活リズムの変化、留守番の時間が変わること。とくにシニアの子には、こたえます。
「春だから」で片づけず、食欲や元気に変化があれば相談を。
よくある疑問
案内が届かないのですが
登録の住所が古いのかもしれません。引っ越したら、自治体で手続きが必要です。心当たりがあれば窓口へ。
体調が悪いときは、注射を延期できる?
できます。正直に伝えてください。無理に打つほうがよくありません。
猫にも春の手続きは?
狂犬病の義務はありませんが、ワクチンやノミ・ダニの予防は同じように必要です。健診の季節と決めておくのはおすすめです。
まとめ
春は、狂犬病・フィラリア・保険の更新・健診。まとめてやってくるぶん、まとめて済ませられる季節でもあります。カレンダーに「4月はペットの月」と書いてしまいましょう。








