クリスマスの部屋は、猫にとって突然オープンした遊園地です。垂直に立った、登れる木。ぶら下がった、揺れる玉。床を這う、光るひも。全部、招待状にしか見えません。この記事では、飾りつけと安全を両立させる方法をまとめます。
誤飲や誤食の疑いがあるときは、様子を見ずに動物病院へ連絡してください。
ツリーは、登られる前提で
「うちの子は登らないから大丈夫」——だいたい登ります。しかも、こちらが見ていないときに。
- 倒れないよう、固定する:壁や柱に、ひもで留める方式が確実
- 土台を重くする、または壁際に置く
- 下のほうに、割れる飾りを付けない
- そもそも、入れない部屋に飾る
- 小さめのツリーを、棚の上に置くという手も
いちばん危ないのは、モールとリボン
キラキラした細いひも状のもの。猫がこれを飲み込むと、深刻な事態になることがあります。ひも状のものは、腸の動きに引っかかって重大な問題を起こしうるとされています。ツリーの飾りの中で、いちばん警戒すべきはここです。
飾りの危険度
- モール・リボン・ひも:最も危険。使わないのがいちばん
- ガラスのオーナメント:落ちて割れる、破片を踏む
- 小さな飾り:丸のみできるサイズは置かない
- 電飾のコード:かじると感電のおそれ。カバーを
- スノースプレー、雪に見立てた綿:口に入ります
プレゼントを包むリボンも同じです。開けたら、すぐ片づける。床に残っているリボンは、猫にとってはおもちゃです。
植物にも注意
- ポインセチア:刺激になることがあります
- ヒイラギ、ヤドリギ
- ユリ:猫にはとくに危険。花束をもらったら、種類の確認を
- 本物のもみの木:葉や樹液、鉢の水にも注意
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ごちそうの日は、誤食の日
テーブルの上に、ふだんはないものが並びます。
- チョコレート:この時期、家じゅうにあります
- ケーキ、生クリーム:糖分と脂質。キシリトール入りにも注意
- 鶏の骨:加熱した骨は縦に割れやすく、危険です
- アルコール、ぶどうやレーズン入りのお菓子
ローストチキンの骨は、ゴミ箱から漁られます。ふた付きのゴミ箱に入れて、できればその日のうちに外へ。においが、想像以上に誘います。
来客と、玄関
人の出入りが増える日は、脱走の日でもあります。ドアが開く回数が、ふだんの何倍にもなります。
- 来客の時間は、別室で過ごしてもらう
- 「あげないでください」を、先に伝える
- 迷子札を着けておく
- にぎやかさに疲れたら、休める場所を用意する
撮影のとき
サンタの帽子は、たいてい3秒で脱げます。無理に押さえないでください。嫌がったら、すぐ外す。ひもが首まわりに残る形のものは、そもそも避けたほうが安全です。
飾りのそばに座らせるより、離れた場所で、背景にツリーを入れるほうが安全で、写真としてもきれいです。
よくある疑問
ツリーを諦めるしかない?
飾り方次第です。固定する、下に飾りを付けない、モールを使わない。これだけでも、だいぶ違います。
登ってしまったら
叱っても、楽しさは減りません。登れない構造にするほうが早いです。部屋を分けるのが確実。
猫がいる家の飾りつけは?
壁に飾る、天井から吊るす、窓に貼る——床から離す方向で考えると、選択肢が増えます。
まとめ
クリスマスの部屋は、ツリーを固定・モールを使わない・骨とチョコを片づける。飾りを諦める必要はありません。安全に整えて、いい写真を1枚残しましょう。








