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大型猫と暮らす設備|猫用品売り場が、役に立たなくなる

メインクーンやノルウェージャンフォレストキャットと暮らすと、ペット用品売り場が、ほぼ役に立たなくなります。棚に並んでいるものは、たいてい小さい。トイレも、タワーも、キャリーも。この記事では、大型猫の設備選びをまとめます。

同じ猫種でも体格には幅があります。サイズは、その子の体で測って選んでください。

まず、成長が長い

大型猫は、3〜5年かけてゆっくり大きくなると言われます。1歳で「思ったより小さいな」と思っても、そこからまだ伸びます。

つまり、子猫のうちに買ったものは、ほぼ全部買い替えになります。最初から大きめを買っておくか、買い替え前提で安く済ませるか。どちらかを決めておくと、無駄が減ります。

トイレは「体長の1.5倍」

一般的な猫用トイレは、大型猫には小さすぎます。体が入りきらないと、縁からはみ出して用を足すことになります。粗相ではなく、物理です。目安は体長(鼻からしっぽの付け根まで)の1.5倍。市販品で足りなければ、衣装ケースを使うのも定番の解決策です。

設備のサイズ

  • トイレ:大きく、縁は高め(砂の飛び散りも豪快です)
  • キャットタワー耐荷重を必ず確認。ぐらつくと使いません
  • 爪とぎ:長さが要ります。体を伸ばしきれる縦型を
  • ベッド:はみ出します。大型犬用でちょうどいいことも
  • キャリー:小型犬用〜中型犬用のサイズを検討
  • 食器と水入れ:ひげが当たらない広さで

キャットタワーは、とくに要注意です。体重のある子が飛び乗ると、軽いタワーは倒れます。据え置きなら重量を、突っ張りならしっかり固定を。

着地の衝撃

7kgの猫が高いところから飛び降りると、そこそこの衝撃になります。床の滑り対策と、着地点のマットは、この子たちには意味があります。

  • タワーの下にマットを敷く
  • 段の間隔を詰めて、一気に飛ばせない構造にする
  • フローリングには滑り止めを
  • 体重管理(大きい=太っていい、ではありません)

キャリーは、早めに確認を

いざ病院というときに、キャリーに入らない——これは実際に起きます。しかも、そういう日に限って急いでいます。

  1. 今の体で、余裕を持って入るか
  2. 入り口の大きさ:上開きのほうが入れやすいことも
  3. 持ち上げたときの重さ(猫+キャリーで10kg近くになることも)
  4. 肩掛けやキャスター付きも検討する
  5. ふだんから部屋に置いて、寝床にしてもらう

大型猫は、抱っこでの通院が現実的ではありません。キャリーは、サイズも運び方も、元気なうちに確かめておいてください。

長毛のケアも、面積が広い

体が大きいということは、ブラッシングする面積も広いということです。毎日全身は続かないので、絡まりやすい場所を優先しましょう。脇、内もも、お尻まわり、しっぽの付け根。お尻まわりの毛は、短くしておくと家が平和です。

フードの量も

体格に見合った量が必要です。ただし「大きいから太っていい」ではありません。給与量は理想体重で決めて、グラムで量る。基本は同じです。成長期が長いぶん、切り替えの時期も獣医師に確認を。

よくある疑問

普通の猫用品では無理ですか

使えるものもありますが、トイレとキャリーとタワーは要確認です。この3つは、サイズが合わないと実害が出ます。

どこまで大きくなりますか

個体差が大きい世界です。成長が止まるまで待つしかありません。だから、買い替え前提で考えるのが現実的です。

大きいから丈夫?

体格と健康は別の話です。定期的な健康診断は、大型猫でも同じように必要です。


まとめ

大型猫の設備は、トイレは大きく・タワーは耐荷重・キャリーは事前確認。あの立派な体には、それに見合った家が要ります。まずは、鼻からしっぽまで測るところから。

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