小型犬のごはんは、数グラムの世界です。1日の量が40gの子にとって、5gの誤差は「1割以上ずれている」ことになります。人間でいえば、毎食お茶碗1杯を余分に食べているようなもの。この記事では、小さい子ならではの食事の注意点をまとめます。
持病がある場合や、獣医師の指示があるときは、そちらが優先です。
誤差の比率が、まるで違う
体重30kgの子が10g多く食べても、たいした話ではありません。でも体重2kgの子にとって、10gは1日の量の2〜3割にあたることがあります。
つまり小型犬では、目分量が致命的です。「だいたいこのくらい」を続けると、半年後に体重計で驚くことになります。
はかりを、キッチンからさらってくる
計量カップでは、この世界の精度は出ません。キッチンスケールで、グラムで量る。1日1回、朝にまとめて量って小分けにしておけば、毎回の手間もありません。5秒で終わって、10年効きます。
おやつ1粒の重さ
ここも比率の問題です。小さなジャーキー1本が、小型犬にとっては1日の食事量の1割以上ということがあります。しつけの練習で10回配ったら、それだけで夕食1回分。
- 練習用のおやつは、米粒サイズにちぎる
- いっそその日のフードから取り分けてごほうびにする
- 家族の誰が何粒あげたか、分かるようにする
- あげた分は、フードから引く
2番目が、小型犬ではとくに合理的です。カロリー計算が要らなくなります。
子犬の時期は、間隔をあけない
小型犬の子犬は、体に蓄えられるエネルギーが少ないとされています。そのため食事の間隔があきすぎると、体調をくずすことがあります。
- 1日3〜4回に分ける
- 夜から朝まで、長く空きすぎないようにする
- ぐったりする、震える、反応が鈍いといった様子があればすぐ受診
- 迎えたばかりで食べないときは、様子を見すぎない
「小さいから、少ししか食べなくても平気」ではありません。小さいからこそ、食べない時間が響きます。
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粒の大きさと、器の高さ
口が小さいので、粒が大きいと食べにくいことがあります。逆に、小さすぎると丸のみになる子も。その子が噛んで食べられるサイズを探してみてください。
器も、深すぎるとひげが当たって嫌がることがあります。浅めで、動かない器を。床に直置きより、少し高さがあるほうが食べやすい子もいます(ここは体格によるので、気になるときは獣医師に相談を)。
体重の記録は、100g単位で
3kgの子が300g増えたら、それは1割増です。人間なら60kgが66kgになった計算。小型犬の体重管理は、100g単位で見るのが基本になります。
- キッチンスケールに、カゴを乗せて量る(小さいうちはこれで足ります)
- 月に1回、同じタイミングで
- 数字をメモに残す
- 増えていたら、1割ほど減らして2週間様子を見る
よくある疑問
おやつをねだる顔がつらいです
あの顔は、満腹でも出ます。判断は顔ではなく体重で。どうしてもあげたいなら、フードを取り分けて。
少量すぎて、フードが余ります
小さい袋を買うのが正解です。安いからと大袋を買うと、後半は確実に酸化しています。
1日2回で足りますか
成犬なら、多くの場合は足ります。ただし空腹で胃液を吐く子は、回数を分けると落ち着くことがあります。
まとめ
小型犬のごはんは、グラムで量る・おやつはフードから・体重は100g単位。小さい体は、小さい誤差が大きく響きます。今日、キッチンスケールをその子の棚に移しましょう。







