大切な家族を見送ったあと、悲しみの真ん中で「手続き」という現実がやってきます。頭が働かないときに調べ物をするのは、本当につらいもの。この記事では、ペットが亡くなったあとに必要な届出や手続きを、あらかじめ知っておけるようにまとめました。
この記事は一般的な情報の紹介です。手続きの要否や方法は、自治体や契約先によって異なります。実際の手続きは、お住まいの自治体や各サービスの案内をご確認ください。
あわてなくて大丈夫、でも期限があるものも
多くの手続きは、数日〜数週間の余裕があります。ただし犬の死亡届のように、期限が定められているものも。まずは全体像を知っておくと、いざというとき落ち着いて動けます。
犬は「届出が必要」な動物
犬は狂犬病予防法に基づき登録されているため、亡くなったときは自治体への死亡届が必要とされています。届出の期限や方法は自治体によって異なるので、市区町村のサイトで確認を。猫はこの登録制度がないため、この手続きはありません。
犬の場合に必要な手続き
- 自治体への死亡届:市区町村の窓口や、オンラインで受け付けている場合も
- 鑑札・注射済票の返却:自治体の案内に従って返却
- 手続きの際に、登録番号が必要になることがあります
鑑札は思い出の品として手元に残したいと考える方もいます。返却の要否や、記念に残せるかは自治体によって扱いが違うので、聞いてみるとよいでしょう。
マイクロチップの届出
マイクロチップを装着し、登録している場合は、死亡した旨の届出が必要とされています。登録先の案内に沿って手続きしましょう。放置すると、登録情報が残ったままになってしまいます。
ペット保険の解約
加入している場合は、保険会社に連絡して解約の手続きを。亡くなる前の治療費が未請求であれば、その請求も忘れずに。請求には期限があることが多いので、落ち着いたら早めに確認しましょう。
そのほか連絡したいところ
- かかりつけの動物病院:長くお世話になった場合、報告する方も多い
- フードやサプリの定期便:解約や停止の手続き
- ペットホテルやサロンの予約:入っていればキャンセル
- ペット可物件で、契約上の届出が必要な場合
定期便は、うっかりすると届き続けてしまい、そのたびに胸が痛みます。気づいたときに止めておきましょう。
手続きは、誰かに頼んでもいい
気持ちが追いつかないときに、窓口へ行ったり電話をしたりするのは、想像以上に大変です。家族や親しい人に頼むのは、まったく悪いことではありません。ひとりで抱え込まないでください。
火葬・葬儀の手配
手続きと並行して考えることになるのが、火葬や葬儀です。こちらは季節にもよりますが、数日以内が一つの目安。ご遺体の安置をしながら、落ち着いて依頼先を選びましょう。
よくある疑問
猫にも届出は必要?
猫は犬のような登録制度がないため、自治体への死亡届は不要とされるのが一般的です。ただしマイクロチップを登録している場合は、その届出を行いましょう。
期限に間に合わなかったら?
まずは自治体に相談を。事情を伝えれば、案内してもらえることがほとんどです。気づいた時点で連絡すれば大丈夫です。
先に火葬してもいい?
問題ありません。届出はあとからでもできます。まずはお別れの時間を大切にしてください。
おわりに
亡くなったあとの手続きは、犬の死亡届・鑑札の返却・マイクロチップ・保険が主な柱です。つらい時期の作業ですが、知っておくだけで負担は減ります。どうか、頼れる人には頼りながら進めてください。








