ペット葬儀・供養

ペットの骨壺の選び方|手元供養での置き方と湿気対策

火葬を終えて、手のひらに収まるほどの骨壺を受け取ったとき——あんなに家じゅうを走り回っていた子が、と思うと、言葉になりません。この骨壺を、これからどこに、どうやって置こう。この記事では、骨壺の選び方と、手元供養での置き方について整理します。

この記事は一般的な情報の紹介です。仕様やサイズは商品によって異なります。購入前に、お手元のお骨の量に合うかをご確認ください。

まずは、葬儀社の骨壺のままでもいい

火葬のあとは、葬儀社が用意した骨壺に納められて返ってくるのが一般的です。そのまま使い続けても、まったく問題ありません。買い替えるとしたら、飾りたい・湿気が気になる・置き場所に合わせたい、といった理由が出てきたときで十分です。

いちばんの敵は「湿気」

手元供養で意外と見落とされがちなのが、湿気です。骨壺の中に湿気がこもると、カビが生えることがあると言われます。密閉性の高い骨壺を選ぶ、湿気取りを入れる、直射日光や水まわりを避けて置く——このひと手間が、長く大切にするコツです。

骨壺のタイプ

陶器製

定番のタイプ。デザインが豊富で、インテリアになじむものも多くあります。落とすと割れるので、置き場所には注意を。

金属・真鍮製

丈夫で密閉性が高いものが多いタイプ。湿気対策を重視するなら候補になります。

木製

あたたかみのある風合いが魅力。名前を彫ってもらえるものもあります。

写真立て・ボックス一体型

骨壺と写真が一緒になったタイプ。そのまま飾れるので、リビングにも置きやすい形です。

サイズの選び方

いちばん失敗しやすいのがここです。お骨の量に対して小さいと、入りきりません。今の骨壺のサイズ(〇寸という単位で表されます)を確認してから選びましょう。分骨用の小さなものと、本体用を使い分ける方法もあります。

分骨という選び方

お骨の一部だけを小さなカプセルやペンダントに納め、残りは納骨する——そんな方法もあります。「そばにいてほしいけれど、お参りの場所もほしい」という気持ちの、両方を叶えられる形です。

置き場所を考える

  • 直射日光の当たらない場所
  • 湿気の少ない場所(水まわりや結露する窓ぎわは避ける)
  • 倒れたり落ちたりしない、安定した場所
  • ふと目が合う、語りかけられる高さ

仏壇のような形にする必要はありません。写真とお花、好きだったおやつを添えた小さなコーナーで、十分すてきな供養の場所になります。

いつか納骨するときのために

手元供養を続けるうちに、「そろそろ納骨しようかな」と思う日が来るかもしれません。そのときのために、骨壺のサイズや、分骨しているかどうかを覚えておくと手続きがスムーズです。もちろん、ずっと手元に置いても構いません。

よくある疑問

骨壺は買い替えないとダメ?

いいえ。葬儀社のものをそのまま使い続ける方も多くいます。飾りたい、湿気が気になるといったときに検討すれば十分です。

カビが心配…

密閉性の高い骨壺を選ぶ、乾燥剤を入れる、湿気の少ない場所に置く、が基本の対策です。気になる場合は購入時に相談を。

移し替えるとき、自分でやっていい?

ご自身で行う方もいます。清潔な場所で、落ち着いてできるときに。つらいと感じるなら、無理せず葬儀社に相談しましょう。


おわりに

骨壺選びは、そのままでもOK→気になるならサイズと湿気で選ぶ→置き場所を整える、の順で。手のひらに収まる小さな重みを、語りかけられる場所に置いてあげてください。

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