年末年始は、動物病院が閉まります。しかも1日や2日ではなく、9日近く休むところも珍しくありません。そして、そういう時期に限って何かが起きる。この記事では、年末年始を無事に越すための備えをまとめます。
休診期間や救急の体制は病院によって違います。11月ごろに、かかりつけの予定を確認しておきましょう。
まず、かかりつけの休みを確認
年末の診療最終日と、年始の初診日。この2つを手帳かスマホに書いておくだけで、備えの半分は終わります。多くの病院は12月末から1月初めにかけて休みに入ります。
- 年内の最終診療日はいつか
- 年始はいつから開くか
- 休み中の救急は、どこを案内されるか
- その救急病院の場所と、行き方
薬は、年内に相談する
持病があって薬を飲んでいる子は、12月の受診で「年末年始のぶん」を相談してください。「あと3日分しかないのに、病院は1月4日から」——これは実際に起きます。ぎりぎりで気づくと、どうにもなりません。
買い置きしておくもの
- フード:年末年始は店も配送も止まります。1袋余分に
- 薬:残量を数えて、足りなければ年内に相談
- トイレ砂、ペットシーツ:意外と切らします
- 療法食の子は、とくに多めに
通販は、年末年始は動きが鈍ります。「明日届く」と思っていたら1月5日だった、はよくある話。12月中旬までに手配を。
ホテルは、秋には埋まります
帰省や旅行で預けるなら、年末年始の予約は数か月前が勝負です。11月に電話しても、たいてい「満室です」と言われます。
- 予約は、できれば夏〜秋のうちに
- 料金が割増になることが多いです
- ワクチンの証明が必要。期限が切れていないか確認を
- 初めての施設は、事前の面談が必要なことも
- 取れなければ、シッターや家族という選択肢へ
いちばん多いのは、誤食
年末年始の救急で目立つのが、これです。ふだんは食卓にないものが、そこらじゅうにあるのがこの時期です。
- 餅、骨付きの鶏肉、串
- チョコレート、ケーキ、お菓子
- おせち(濃い味付け、ネギ類が入っています)
- アルコール
- 来客が、悪気なくあげる
最後の項目が、いちばん厄介です。「あげないでください」を、先に一言。言いにくいですが、休診中の病院を探し回るよりずっとラクです。
正月飾りと、こたつ
- 正月飾り:松、南天の実、水引。かじられます
- ツリーやリース:ひもやモールは、猫にとくに危険です
- こたつ:低温やけどと、中の熱がこもることに注意
- 大掃除の洗剤:床に残った成分を、足裏からなめます
来客ラッシュ
人の出入りが増えると、玄関からの脱走が起きやすくなります。とくに慣れない人が多い日は、その子を別室に。にぎやかな場所に居続けるのは、本人にとっても疲れます。
疲れて休める場所を、1つ用意しておいてください。
よくある疑問
救急は、費用が高くなりますか
時間外の料金がかかるのが一般的です。年末年始は、さらに割増のことも。それでも必要なときは、迷わず行ってください。
餅を食べてしまいました
喉に詰まるおそれがあります。様子を見ずに、すぐ連絡を。休診中でも、案内先が用意されていることがあります。
いつから準備すれば?
11月です。ホテルの予約と、薬の相談。この2つだけでも、11月にやっておいてください。
まとめ
年末年始は、休診日を確認・薬は年内に・預け先は秋のうちに。そして誤食に注意。備えておけば、あとは静かに過ごすだけの、いい季節です。








