ペットとの写真は何千枚もあるのに、自分と一緒に写った一枚がほとんどない。カメラを構えるのがいつも自分だと、こうなります。あとになって効いてくるのは、実は「一緒にいた証拠」のほうだったりします。この記事では、飼い主も一緒に写るための、無理のない方法をまとめます。
この記事は撮り方のヒントの紹介です。その子が嫌がるときは無理をせず、機嫌のいい日にゆっくり試してください。
「撮る人」は写真に残らない
家族のアルバムを見返すと、いつも撮っていた人だけがいない——というのは、犬猫の写真でも同じです。抱っこしている腕、なでている手、隣で寝ている足。その子だけが写った完璧な一枚より、二人でいる雑な一枚のほうが、あとから見るとぐっとくることがあります。
映え、はいったん忘れる
すっぴん、部屋着、生活感のある背景。「今日は写りたくない」を毎回積み上げると、10年ぶんが空白になります。写っておくことのほうが、写り方より大事。これだけ決めてしまうと、だいぶ気がラクです。
ひとりでも撮れる方法
- セルフタイマー:3秒より10秒に。犬猫は絶対に3秒では止まりません
- 連写+タイマー:数枚撮れば、どれかは目が開いています
- スマホの音声シャッター:「はい、チーズ」で撮れる設定が使えることがあります
- イヤホンやスマートウォッチのリモートシャッター:手元で押せると自然な姿勢のまま撮れます
- 三脚やスマホスタンド:小さいもので十分。棚に立てかけるだけでも成立します
インカメラで自撮りすると、たいてい相手はカメラではなくこちらの顔を見ます。それはそれで、視線が交わっている良い写真になります。
顔が写らなくてもいい
全身で写る勇気が出ない日は、パーツだけでも十分です。
- なでている手と、その下の頭
- 膝の上で寝ている姿を、上から
- 並んだ足と前足
- 手のひらに乗せた肉球
- 散歩中の影(自分と、その子)
こういう写真は、その子がいなくなったあとにいちばん見返すと言われます。撮っているときは、なんてことない一枚なんですけどね。
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誰かに撮ってもらう
いちばん確実なのは、他の人に撮ってもらうことです。家族には「わたしとこの子、撮って」とはっきり頼む。上手さは求めず、量を求めましょう。家族が撮った写真には、自分では撮れない表情が写ります。
そのほか、こんな機会も使えます。
- 散歩仲間やドッグランで、お互いに撮り合う
- トリミングサロンやカフェの、撮影サービスがある日を狙う
- プロの出張撮影を、記念日に合わせて頼む
よくある疑問
抱っこすると嫌がって暴れます
無理に抱えず、隣にいる形でかまいません。ソファで並ぶ、床に寝転がって顔を近づける。距離が近くなくても、同じ空気の中にいることは十分伝わります。
いい写真が撮れません
枚数の問題であることがほとんどです。10枚撮れば1枚、100枚撮れば10枚。あとで消せばいいと割り切って、たくさん撮ってしまいましょう。
自分が写った写真、見るのが恥ずかしいです
今は、それでいいと思います。ただ消さずに残しておくことだけ。数年後に見ると、恥ずかしさの成分はきれいに消えて、なつかしさだけが残っています。
まとめ
一緒に写るコツは、タイマーと、割り切りと、頼む勇気。手だけ、影だけでもかまいません。その子の写真は毎日撮っているのに、二人の写真は年に数枚——そのバランス、今日から少しだけ変えてみませんか。







