子犬・子猫の写真を見返して、「あれ、こんな色だったっけ」と思うことがあります。成長とともに、毛色が変わる犬種・猫種がいるのです。しかも変わったあとでは、二度と撮れません。この記事では、色が変わる子と、今しか残せない記録の話をまとめます。
変化の出方には個体差があります。急に部分的に色が抜けた、皮膚に異常があるといった場合は受診してください。
色が変わる、という現象
生まれたときの色のまま大人になる子もいれば、まったく別の色になる子もいます。数か月から数年かけて、ゆっくりと。だから毎日見ていると、変化に気づけません。
気づくのは、たいてい古い写真を見返したときです。「この子、誰?」と一瞬思う。それが我が子です。
今の色は、期間限定です
あとから撮り直すことができない、という意味では、大きさより希少かもしれません。体は写真で比べられますが、色は「そのとき撮ったか」しか手がありません。
変わりやすい犬種
- プードル:色が薄くなる(退色)ことがあります。真っ黒がグレーに、レッドがアプリコットに
- ヨークシャーテリア:子犬のときは黒っぽく、成長してシルバーとタンに変わっていきます
- シュナウザー:成長とともに、色味が変わることがあります
- ダルメシアン:生まれたときは真っ白。あの斑点は、あとから出てきます
ヨーキーの変化は、とくに劇的です。迎えたときの色は、数か月で消えます。
猫も、変わります
- シャム、ラグドールなどのポイントの子:生まれたときはほぼ真っ白。顔や耳、しっぽの色は、育つにつれて濃くなります
- 子猫の目の色:生後しばらくは、みんな青みがかっています。本来の色になるのは、数か月後
この「キトンブルー」と呼ばれる目の色は、数週間から数か月で終わる期間限定の色です。知らずに逃す人が、いちばん多いところかもしれません。
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残し方
- 迎えた日に、全身と顔のアップを撮る:色が分かる明るさで
- 毎月1枚、同じ場所・同じ光で:比べたときに、色の変化が分かります
- 目のアップを、早いうちに:ピントは目に
- 自然光で撮る(部屋の照明だと、色が転びます)
- 加工しすぎない(色の記録が目的なので、盛らない)
色を残すなら、窓辺の自然光が最強です。夕方のオレンジの照明の下で撮ると、あとから「本当の色」が分からなくなります。
並べると、効きます
1年後、月ごとの写真を並べてみてください。ゆっくり変わっていく様子が、一目で見えます。毎日一緒にいると絶対に気づけない変化が、そこにあります。
フォトブックにするなら、この並びが1章になります。「毛色の変化」というテーマは、それだけで見応えがあります。
色が抜けるのは、悪いこと?
加齢とともに、口まわりや眉が白くなるのは自然なことです。プードルの退色も、健康上の問題ではないとされています。
ただし急に、部分的に色や毛が抜けた場合は別です。皮膚の状態も含めて、一度診てもらってください。
よくある疑問
もう大きくなってしまいました
間に合わなかった色は、残念ですが仕方ありません。今日がいちばん若い日です。今の色を、今のうちに。
退色を防げますか
基本的には、その子の性質です。防ぐより、記録するほうに気持ちを向けましょう。
迎えたときの写真がありません
譲渡元やお店に、保護時・販売時の写真が残っていることがあります。聞いてみる価値はあります。
まとめ
色が変わる子との暮らしは、迎えた日に撮る・月1枚・自然光で。大きさも変わりますが、色は戻りません。今日の色を、今日のうちに1枚どうぞ。








