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帰省にペットを連れて行く|実家という難所

帰省にペットを連れて行くか、預けるか。これは宿泊施設に泊まるのとは、まったく別の難しさがあります。実家は、ペット向けに設計されていません。この記事では、連れて行く前の確認と、実家という環境の攻略法をまとめます。

その子の性格や体調によって、正解は変わります。無理そうなら、預けるという判断も立派な選択です。

まず、連れて行くか決める

感情としては「一緒に行きたい」の一択です。でも、次に当てはまるなら預けるほうが本人はラクかもしれません。

  • 移動が長時間(とくに猫)
  • 実家に、他の動物がいる
  • 小さな子どもや、高齢の家族がいて、目が届きにくい
  • 持病があり、環境の変化がこたえる
  • 実家の家族が、正直あまり歓迎していない

最後の項目は、いちばん言い出しにくくて、いちばん重要です。気まずい空気の中で過ごす数日は、その子にも伝わります

実家は「ペット可の宿」ではありません

宿には、ペットが来る前提の設備があります。実家には、ありません。開けっ放しの玄関、届く場所のたばこや薬、庭に出る勝手口。安全対策は、こちらが持ち込む必要があります。

事前に、実家と話しておく

  1. 連れて行っていいか(本当にいいかを、遠慮なく確認)
  2. どの部屋を使わせてもらえるか
  3. 他の動物との関係をどうするか(基本は会わせない
  4. 粗相や傷があったときの話(先にしておくと気がラク)

「大丈夫よ」の一言を、額面通りに受け取らないほうがいいことも。具体的に部屋の話までしておくと、お互いに安心です。

持って行くもの

  • いつものベッド・毛布:洗わずに。においが安心材料です
  • トイレとその砂:現地調達しない
  • いつものフードと器、薬
  • クレートかキャリー:その子だけの部屋になります
  • ペットシーツ、消臭スプレー、粘着ローラー
  • ゲートや柵(玄関対策に、簡易なものでも)

着いたら、まず安全確認

荷ほどきより先に、一部屋を「その子の部屋」にするのが鉄則です。

  1. その部屋の危険物を片づける(灰皿、薬、コード、小物、植物)
  2. すき間や、入り込めそうな場所をふさぐ
  3. ベッドとトイレと水を置く
  4. そこにキャリーを置いて、扉を開ける
  5. 家族が集まる部屋には、慣れてから

帰省先での脱走は、本当に多い事故です。知らない土地では、自力で戻れません。玄関の開閉には、全員で注意を。迷子札は必ず着けておいてください。

実家の動物とは、会わせない

数日の滞在で、関係を作るのは無理があります。顔合わせは、部屋を分けたまま。においや気配だけで十分です。「せっかくだから仲よく」と対面させると、たいてい失敗します。

親戚と、来客

帰省には人がたくさん集まります。子どもが追いかける、誰かが人の食べ物をあげる、玄関が開きっぱなしになる。先に一言お願いしておくのがいちばんの対策です。

疲れたら、その子の部屋に戻す。にぎやかな場所に居続けさせない——これだけで、帰りの車内が違います。

よくある疑問

猫を連れて帰省しても大丈夫?

猫は環境の変化にとくに弱いので、預ける・シッターを頼むほうが向いていることが多いです。長距離ならなおさらです。

実家で粗相をしてしまいました

すぐ拭いて、においを分解する洗剤で処理を。隠さず伝えるほうが、後々こじれません。

毎年連れて行けば、慣れますか

年に一度では、なかなか慣れません。その子にとって、毎回が初めてだと思って準備しましょう。


まとめ

帰省は、連れて行くか決める・一部屋を作る・脱走に注意。そして無理なら預ける。一緒にいたい気持ちと、その子がラクかどうかは、必ずしも一致しません。判断は、その子の側に立って。

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