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猫のブラッシングのやり方|毛質別のブラシ選びと毛球対策

黒い服を着た日に限って、猫はひざに乗ってきます。そして立ち上がった瞬間、服は「猫を飼っている人」の制服へと変わる——猫との暮らしの日常です。抜け毛は避けられませんが、ブラッシングでかなり減らせます。この記事では、猫のブラッシングの基本と、毛球への向き合い方を整理します。

この記事は一般的なケアの紹介です。毛玉がひどい、皮膚に赤みやかさぶたがある、毛が急に薄くなった、吐く回数が増えたなどの様子があるときは、動物病院に相談してください。

猫のブラッシングは何のため?

猫は自分で毛づくろいをしますが、そのぶん抜け毛を飲み込みます。ブラッシングで先に抜け毛を取っておくと、飲み込む量を減らせるうえ、部屋に舞う毛も減り、毛玉の予防にもなります。猫にも人にも効く、数少ないケアです。

スキンシップの時間にしてしまう

「ケアしなきゃ」と気合いを入れるほど、猫は察して逃げます。テレビを見ながら、ひざに乗ってきたついでに数分——そのくらいの温度感のほうが続きます。気持ちよさそうな顔をしたら、こちらの勝ちです。

毛質でブラシを選ぶ

短毛種

ラバーブラシや獣毛ブラシが使いやすいです。表面の抜け毛をキャッチしつつ、マッサージのような心地よさもあります。

長毛種

コーム(櫛)とスリッカーの出番。毛のもつれをほぐしながら、根元の抜け毛も取ります。長毛種は、できれば毎日が理想です。

換毛期

抜け毛が一気に増える時期は、アンダーコート用のツールがあると効率的。ただし力を入れすぎると皮膚に負担がかかるので、やさしく。

やり方のコツ

  1. まずは背中や首まわりなど、触られて平気な場所から
  2. 毛の流れに沿ってやさしく
  3. お腹・しっぽ・足先は苦手な子が多いので、後回しか無理をしない
  4. 長毛種は、もつれを見つけたらほぐす(引っぱらない)
  5. 嫌がる前にやめる。数分でも十分

毛玉ができてしまったら

もつれが固まってしまったら、ハサミで切るのは危険です。皮膚を一緒に切ってしまう事故が起きやすいので、無理せず動物病院やサロンに相談を。予防としては、日々のブラッシングにまさるものはありません。

毛球(ヘアボール)について

飲み込んだ毛を吐き出すことは、猫にとって自然なことと言われます。ただし吐く回数が急に増えた、吐こうとしても出ない、食欲がないといった様子があるときは、様子見せず動物病院へ。ブラッシングで飲み込む毛を減らしておくことが、日常でできる予防です。

ブラッシングが苦手な子には

いきなりブラシではなく、手で撫でるところから。撫でながら、そっとブラシを当てて1〜2回で終わる。それを繰り返します。ミトン型のブラシなら、撫でる延長で受け入れてくれることも。「今日は3回だけ」で十分です。

よくある疑問

毎日やるべき?

長毛種は毎日が理想、短毛種は数日に一度でも。換毛期は頻度を上げると、抜け毛も毛球も減らしやすくなります。

ブラッシングだけで抜け毛はなくなる?

なくなりはしませんが、かなり減ります。掃除の負担も、服につく毛も変わります。黒い服の制服化を、少しだけ遅らせられます。

嫌がって噛んでくる

力が強すぎるか、苦手な場所を触っている可能性が。やさしく・平気な場所だけ・短時間に切り替えてみましょう。


まとめ

猫のブラッシングは、毛質に合ったブラシで、平気な場所から、短時間で。気合いを入れずスキンシップの延長にするのが続けるコツです。毛玉ができたら無理せずプロへ。黒い服との共存も、少しラクになります。

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